当院のリハビリテーションについて
リハビリテーションとは、障害のある人が可能な限り、身体的、精神的、社会的及び経済的に最高度の有用性を
獲得できるように回復させることです。
当院では理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)により、関節可動域訓練や
筋力増強運動、立つ、座る、歩くなどの基本動作練習から、話す、食事をする、トイレをする、
お風呂に入る、身支度を整える、料理を作る、仕事復帰をするなどの日常生活を送る上での
必要な機能回復のサポートを行っています。
また、温熱や電気刺激を用いて肩や腰、膝などの関節、筋肉のコリや痛みを和らげ、
身体の状態を整えます。
病棟からの移動が困難な患者さまには、病棟でリハビリを実施しています。
退院までに、自主運動方法や、ご家族さまには介護方法もご指導させていただき、
住宅環境を整えるアドバイス、在宅に戻られてからの介護サービスの提案など、
安心して退院後の生活が送れるようにサポートしています。
主な治療対象
【整形外科疾患】:変形性関節症、大腿骨頸部骨折、脊椎圧迫骨折、上肢骨折、腰痛症、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、肩関節周囲炎、リウマチ、頸椎症、頸髄症術後など
【脳血管疾患】 :脳梗塞、脳出血、多発性脳梗塞など
【神経・筋疾患】:パーキンソン病、筋委縮性側索硬化症、ギラン・バレーなど
【呼吸器疾患】 :肺気腫、COPDなど
【その他】 :認知症・摂食/嚥下障害など
当院では3種類のリハビリテーションを実施しております。
a.外来/入院リハビリテーション(医療保険)
b.訪問リハビリテーション(医療/介護保険)
詳細はこちら
c.通所リハビリテーション(介護保険)
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チーム医療の取り組み
リハビリテーション科では積極的にチーム医療に参加しています。
①褥瘡チーム②病棟カンファレンス
部署内での取り組み
現在リハビリテーション部では約25名のセラピスト(PT17名、OT6名、ST3名)が在籍しています。
リハビリでは、より良いリハビリを提供するために、定期的に勉強会を開催しています。
勉強会では、スタッフから様々な意見が飛び交い、積極的に技術・知識の向上を図っています。
年に2回は地域の方に向けた健康教室を開催しています。
過去の健康教室に関する資料はこちら
新人症例発表会にも参加しており、発信力を培っていきます。
今後も継続して開催し、何かあれば三好病院でリハビリがしたいと思って頂けるように、
スタッフ一同努力していきたいと思います。
また、全国各地から実習生の受け入れを行っているので
1年中、常に実習生もいる環境ですので、人に教える事、伝える事が
セラピストとしての成長に繋がっています。