風しん抗体検査・予防接種日
月曜日~土曜日の午前中のみ
※通常診察内で行いますので混雑時は少しお待ちいただく場合がございます
予約
予約は不要ですので受付にてお申し出下さい。
来院回数 2~3回
1)問診・抗体検査の実施
2)検査の結果説明
3)ワクチン接種
※初回時に抗体がなかった場合、接種をご希望されるかの確認をさせていただきます。
接種のご希望があれば検査結果で接種が必要と診断されたらワクチンを取り寄せ、
結果説明時に接種させていただきますので2回の来院で済みます
ご持参いただくもの
1) 市区町村より届いた無料クーポン券(有効期限内のもの)
2) 身分証明書(免許証・マイナンバーカード等、可能な限り顔写真付のもの)
ご注意
- クーポン券に記載されているご住所と、現在お住まいのご住所が一致しているかのご確認をお願い致します。
(クーポン到着後、引っ越し等でご住所が変わられた場合クーポンが無効となりますので現住所の市区町村にお問い合わせ下さい)
- クーポン券・身分証明書を忘れられた場合、検査・接種を受けることができませんので必ずお持ちください。
麻疹・風疹ワクチン接種について
風疹第5期定期予防接種とは?
国の制度により、風疹の抗体価測定とワクチン接種が、無料で受けられるようになりました。対象になる方は、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性です。3年計画で段階的に行われ、1年目(2020年3月まで)は昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に対して、市町村から受診券が送付されます。受診券が送られて来ていない昭和37年4月2日から昭和47年4月1日生まれの男性も市区町村へ相談して下さい。
麻疹・風疹ワクチン任意接種(風疹症候群対策)とは?
赤ちゃんの先天性風疹症候群を予防するため、風疹抗体価が低い方を対象にワクチン接種費用の助成するもので第5期の風疹ワクチン接種の無料クーポンの対象者とは別に下記の(1)(2)(3)を希望される方に対してワクチン接種を助成する制度です。
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の配偶者(妊婦の配偶者含む)
- 妊婦の配偶者
該当される方に対し麻疹・風疹ワクチンの接種ができます。
風しん抗体検査は無料、ワクチン接種については窓口にてお支払いしていただきますが償還払いという役所に申請すれば返還される制度があり、申請すれば¥10,011円までは返還されます。
麻疹とは?
麻疹ウイルスの空気感染によって起こる病気です。 伝染力が強く、一生のうちに一度は必ずかかる重い病気です。 発熱、せき、鼻汁、めやに、発疹を主症状とします。 最初3~4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うとまた39~40℃の高熱と発疹が出てきます。 高熱は3~4日で解熱し、次第に発疹も消失します。 しばらく色素沈着が残ります。
主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。 患者100人中、中耳炎は7~9人、肺炎は1~6人に合併します。 脳炎は1,000人に2人の割合で発生がみられます。 また、麻疹ウイルスが脳内に潜伏し、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎は約5万例に1例発生します。 また、統計上麻疹にかかった人は、数千人に1人の割合で死亡しています。 わが国では現在でも年間約50人の子が麻疹が原因で命を落としています。 予防接種では、これらの重い合併症はほとんどみられません。
風疹とは?
風疹ウイルスの飛沫感染によっておこる病気です。 潜伏期間は2~3週間です。 軽いカゼ様症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。 そのほか眼球結膜の充血もみられます。 発疹や発熱は3日間でなおりますので「三日ばしか」とも呼ばれています。 合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。 血小板減少性紫斑病は風疹にかかった人3,000人に1人、脳炎は6,000人に1人くらいの発症率です。 年長児や大人になってからかかると一般に重症になりやすく、3日ではなおらないことが多いのです。
予防接種の効果
麻疹・風疹混合ワクチンは予防接種を受けた方の95パーセントが免疫を獲得できます。
予防接種の副反応
麻疹・風疹混合ワクチン主な副反応は発熱(約20%)や、発疹(約10%)です。 これらの症状は接種後5~14日の間に多く見られます。 接種直後から翌日に過敏症と考えられる発熱、発疹、かゆみなどが見られることがありますが、通常1~3日でおさまります。 ときに接種部位の発赤、腫れ、しこり、リンパ節の腫れ等がみられることがありますが、いずれも一過性で数日中に消失します。 稀に生じる重い副反応はアナフィラキシー様症状、血小板減少性紫斑病、脳炎、けいれん等が報告されています。
※麻疹・風疹・麻疹風疹混合ワクチンを受けた女性は接種後2ヶ月は妊娠を避けることが必要です。