消費税増税に伴う介護報酬改定によるお知らせ

みなさまこんにちは。

10月となりましたがまだ暑い日が続きますね。。

令和元年10月1日より介護報酬改定に伴い訪問介護サービス費が下記の通り変更となりました。

訪問看護  448→449(30分未満)  787→790(1時間未満)     要支援

      467→469(30分未満)   816→819(1時間未満)  要介護

理学療法士   296→297                     要介護

 

また訪問看護では月に1回勉強会を開催しております。介護保険制度や交通ルールの見直しや利用者様のご自宅を訪問するにあたってのマナーの再確認などを行っております。今後もよりよいサービスを提供できるよう努めて参ります。

 

 

 

 

 

 

第11回 健康教室のお知らせ

年に2回 行っている健康教室のお知らせです。

今回は、

理学療法士の工藤 拓也 先生と

作業療法士の和知 香介 先生が

「 ラクになる!!正しい呼吸と運動 」をテーマに

地域の方々に向けて、講義いたします。

高知県 土佐リハビリテーション・カレッジの就職説明会に行ってきました。

2019年9月18日(水)に

高知県 土佐リハビリテーション・カレッジの就職説明会に行ってきました。

参加メンバーは土佐リハの卒業生でもあるOTの河尾 先生とPTの大志万 先生

と三好 理事長の3名。

たくさんの学生さんに当院の話を聞いていただくことが、

できました。皆さん、就職後の教育体制を気にされているようで、

当院も今後、より良い新人教育体制を絶えず、ブラッシュ・アップしていきます。

また、20分の説明ではわからないことも多いので、

ぜひとも、1回 見学にお越しください。

 

説明会終了後は、地元 高知のOTの先生2名と合計5名で

親睦会を行いました。今後の相互交流の話で盛り上がり、

地元 高知のカツオのたたき~ウツボのたたきまで頂き、

有意義な1日でした。

また、来年も参加できたらと思っています。

いきいき百歳体操に参加してきました。

みなさんいきいき百歳体操はご存じですか?

要支援や要介護にならないように、長く健康でいられるように、

厚生省が推奨している体操です。

令和1年9月10日(火)に平野区老人福祉センターで

開催されているいきいき百歳体操に

元山部長が参加し、百歳体操で注意すべき点などの話を

理学療法士の視点からお話をしてきました。

参加された約30名の地域の皆さんが

とても熱心に聞いておられました。

今後もこのように地域の方々に発信していく予防活動も

積極的に行っていきたいと思います。

いきいき百歳体操にご興味のある方、このような講習会や教室を

開催して欲しいと希望される方は、

お気軽にリハビリテーション室まで

声をかけてください。

 

4階のリハビリテーション室が広くなりました。

 

2階と4階にリハビリ室がありますが、

4階のリハビリ室が広くなり、明るく、綺麗になりました。

リハビリ部は現在、理学療法士が16名、作業療法士が4名、言語聴覚士が3名

活躍中です。

今年は1月~夜のリハビリを開始、

今後は365日入院リハビリの提供を目指し、様々な取り組みをしています。

ご自宅での訪問リハビリ、車で送迎しての通所リハビリ、

地域に出向いての健康講座など多岐にわたってがんばっています。

がんのリハビリテーション研修会 修了 

2019年7月20日、21日の2日間かけて、

PT 2名 、OT 1名ががんのリハビリテーション研修会を受け、

修了いたしました。

がんリハビリテーションの概要、がんリハビリテーションの問題点、様々ながんに対する治療法、また、それらに対するリハビリテーションの講義を受け、模擬患者についてカンファレンスを行い、がんリハビリテーションや当院の役割について理解を深めることができた。

まず、がんリハビリテーションの概要において、現在、日本では、がん罹患者数は増加し続けており年間100万人を突破している。また、高齢化、医療の進歩により、多くのがんにおいて5年生存率は上昇傾向にあり、がん生存者数は500万人以上と予測されている。今後、毎年、数十万人が増加するとも予測されている。

がんに対する治療法として、手術療法、放射線療法、化学療法、緩和ケア、リハビリテーションなどがある。これらの治療により、完治するものもあれば、副作用により障害を生じるもの、合併症を生じるもの、障害を残すものもある。

手術・放射線療法では、開胸・開腹手術後の呼吸器合併症、骨軟部腫瘍による四肢欠損、その他、リンパ浮腫や関節拘縮、筋力低下などがある。

化学療法においては、末梢神経障害、筋肉痛や関節痛、食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢による低栄養、廃用症候群などがある。

これら障害に対してのリハビリテーション、また、緩和ケアにおけるリハビリテーションの役割は重要であり、2010年がん患者リハビリテーション料が新設された。

がん患者リハビリテーション料の対象患者として、入院中に所定の部位に手術を行われる者、または行なわれた者(別紙参照)とあり、急性期病院であれば、手術を実施するため対象となる患者も多い。しかし、退院後、外来患者はがんリハビリテーション料対象外であり、継続的なリハビリテーションを行うことは現制度においては困難である。また、急性期病院の在院日数短縮の影響もあり、高齢患者の在宅復帰状況や在宅復帰後の通院加療、またはその介護など、まだまだ課題は残るところである。

今回、模擬カンファレンスは、当院と他の急性期病院の2チーム合同で行った。

症例として、“食道がんに対し外科的手術施行、経腸栄養にてコントロールも下痢症状が続いている、バルーン留置、排便はトイレ誘導も間に合わないことが多い、肺炎も併発しているが、肺炎は軽快してきている、現在歩行器使用にて10m程歩行可能、自宅は一軒家、階段必須、寝室は2階、布団使用、本人の意欲は低い、介護者は妻、妻は現在の状況では受け入れは困難である”とのことであった。

急性期病院の回答は、1週間でトイレ自立、点滴で水分、栄養コントロールし、下痢症状の改善を図り、早期の経腸栄養離脱を目指し、3週間目には経口摂取へ移行できている状況で自宅退院、困難であれば、転院とのことであった。

この転院先が当院のように地域に密着し、継続してリハビリテーションを提供できる病院の役割であると考える。介護者の負担、不安もあり、本人の意欲も低い中、経口摂取へ移行できていたといても、その他、家屋環境の整備、介護者への栄養管理指導、介護方法指導が必要であり、症例の身体機能面も考慮し、安全に在宅生活を過ごすことができるようになるには、2ヶ月程の期間が必要ではないかと考えた。

当院であれば、退院後の通所リハビリ利用や訪問看護、訪問リハビリによるフォローも十分に行える環境があり、患者の身体機能向上、介護者の介護負担軽減を図ることが可能である。また、レスパイト入院の利用や日頃の診療でのフォローを行い、両者へ安心した在宅生活を送ることへのお手伝いが可能である。この一連の体制が介護者への安心となり、不安を軽減し在宅生活受け入れの理解へ繋がると考える。

今後、今回の研修内容を伝達し、各部署連携し、安心した在宅生活を過ごして頂けるよう取り組んでいきたいと考える。

 

階段昇降練習が変わった!!!

病院内の階段の手すりが片側にしかなく、また手すりも太いことから、

高齢者の患者様からは「手すりが持ちにくい、片側だけなので怖い」と

いったご意見がありました。

 

今回 院内の改修工事により、

階段の両側に持ちやすい手すりをつけたことにより、

リハビリ室以外でも、より実践的な階段昇降の練習ができるようになりました。