病棟3階で患者様、共食始めました☆

みなさんこんにちは🎵

三好病院ではずっと感染予防のために患者様方には各お部屋でお食事を召し上がって頂いておりましたが、今年7月から3階の大広場にてお食事を楽しんで頂くことになりました☆!

椅子座位で食事するメリットとしては食べ物が口腔から食道を通って胃に至る過程は、解剖学的にみて、座位が最も合理的と言われております。重力によって食塊が食道から胃に送り込みやすくなるので、誤嚥を予防することができます!

複数人で食事をするメリットとしては、だれかと共に食事をすることで、会話を楽しみながらゆっくり噛んで食事を楽しむという習慣が、より消化吸収を促すことにつながります!

このようなご時世ですが、なるべく誰かと食事をしたほうが一人で食べるよりおいしく感じると思います!みなさんも食事の時間をどうぞ楽しんでください!

今年もだんじり祭りがやってきました!

2024年7月12日ついに、この日がやってきました!

デイケアの利用者様や入院患者様やスタッフも朝から目を輝かせておりました!

午前中は屋外も心の中もザーザーと雨がたくさん降っており、心配しておりましたが、開催時間になるとぴたっと雨が止み、外も心もばっちり曇りでした!みなさんの日ごろの行いが天気を雨から曇りに変えましたね!

 

 

気温もそこまで高くなく誰一人熱中症になることなく無事に終えました!
スタッフの方々の素晴らしい連携により、素敵なだんじり祭りを楽しむことができたと思います♪

改めて平野区って素晴らしいところだなあと思いました!

リハビリテーション部内の勉強会の開催と学会発表に参加しました~。

はじめまして、こんにちは。

リハビリテーション部・作業療法士の井手と申します。

今回、私が講師として実施した勉強会と、東京で開催された「認知症ケア学会」についての2本立てでお送りします。

一つ目、今年1月にリハビリテーション部内にて、「呼吸器疾患のリハビリ」をテーマに座学と実技の勉強会を開催しました。世界中で猛威をふるったCOVID―19(コロナ)も呼吸器疾患の一つであり、今では医療従事者以外でも血中酸素飽和度(SPO2)という言葉をご存知の方は増えているでしょう。今回の勉強会では、SPO2が正常値よりも低い状態、いわゆる低酸素血症について、生理学・解剖学的機序を通じ、評価・治療戦略を中心に講義しました。簡単に申し上げますと、なぜ身体に酸素が必要なのかを紐解き、目の前の患者さん・利用者さんが安心・安楽に過ごしていただけるよう、身体づくりのサポート方法をお伝えしました。実技では、実際にリハスタッフ同士で呼吸介助方法を実践し、触り方や力加減、触られる側としても体験していただきました。呼吸器リハは複雑で難しいですが、より多くのリハスタッフに興味を持っていただけるよう、これからも知識・技術の研鑽および発信に励みたいと思います。

 

二つ目、今年6月に東京で開催された「第25回 日本認知症ケア学会大会」に聴講側として参加しました。皆さんは認知症ケア専門士という資格をご存知でしょうか?日本認知症ケア学会が認定する更新制資格であり、認知症ケアに関する介護福祉学・医学・看護学・リハ学などの知識・技術および倫理観を備えた専門家とされています。今回の学会では「認知症ケアにAIを活かす」をテーマとして様々な分野での取り組みをご紹介されていました。近年、私たちの社会や日常生活・認知症ケアにおいても、AI(人工知能)やICT(情報技術)を駆使したテクノロジーの活用はコロナ渦でよりいっそう加速しましたが、ケアは人が行う事に変わりありません。人はコミュニケーションを通じて支え合い、意思決定をするのは本人自身です。これらをさらにかけがえのないものとする為、どのようにテクノロジーを駆使するのか、改めて考える機会をいただく事が出来ました。

 

2020年厚生労働省より発表された日本の三代疾病に「がん」「心疾患」「脳血管疾患」があり、これらの治療を行う中で呼吸器疾患や認知症を併発する場合もあります。リハビリテーションでは、主疾患に囚われず、こういった二次的な障害発症にも注意を向ける必要があります。まだまだ勉強をする事は沢山ありますが、今後もより質の高いリハビリテーションが実施出来るよう、精進してまいります。

 

 

🎵園芸療法🎵

三好病院では園芸療法実施しております。

トマト・ナス・大根・モロヘイヤ・ねぎ・ヘチマを栽培しております。

心と体に効果的!園芸療法とは?ご家庭の園芸とは違います。

<園芸療法の目的・効果>

・季節を感じていただく。

・健康の増進や生活の質の向上。

・心身の機能を改善する。

・社会性を高め、周囲の人々の共感や、コミュニケーションを促進。

・歩く・座る・立ち上がり・たがやす・掘る・水を撒く・収穫する・運搬するなどの数多くの動作を必要とするため運動能力や体力の維持増進。

・満足感・達成感・気分転換・ストレス発散・思考力や想像力の向上。

・自然のものに触れることで気持ちの安定。

です!!

たくさん効果がありますね!効果がありすぎて、ぼくも園芸療法始めたくなってきました!!

↑ねぎ

↑なすび

↑へちま

昔よくヘチマで身体を洗ったもんです。

使いすぎてヘチマが減っちまった。

これからも園芸療法で五感を刺激し認知症予防を行い、さまざまな動作で運動促進していきましょう!!