平成30年11月21日(水)に平野区在宅医療ケアネットワーク委員会
主催の地域啓発講座に当院のリハビリテーション部部長 元山先生が
ロコモ体操の講師として、参加しましたのでご報告します。
平日の夜19時30分~の開始にもかかわらず、
約70名の加美地域の方々が参加されました。
今回のテーマは「在宅医療 ご存知ですか?」ということで、
まず、20年以上前から在宅医療/訪問診療にご尽力されている
キムクリニック院長 金 七龍 先生から「訪問診療での医師が
何をしているのか?在宅医療で看護師、薬剤師が
何をしているのか?どのように連携をとっているのか?」
のお話があり、入院時と同等の医療が
自宅でも受ける事ができることがわかりました。
また、写真にて具体的な症例(例)肺ガンが転移し、
自宅で酸素療法をしている方、脊髄損傷による四肢麻痺だが、
在宅で生活している方、嚥下困難による肺炎から胃ろうによる
在宅生活を送られている方などを紹介していただき、
非常にわかりやすく、在宅医療の現場を理解する事ができました。
次に、当院リハビリテーション部 部長 理学療法士 元山 先生が
「ロコモ体操 ~のばそう 健康寿命~」ということで、
まず、ロコモチェックを行い、足を中心とした、
座りながらできる運動とその効果を説明しました。
最後に平野区区役所 保健福祉課 廣川 由実さんより、
「介護保険ってどうやって使うの?」というテーマで、
介護保険の申請の流れをわかりやすく説明なされました。
待ち時間には、私たちセラピストが血圧測定を担当し、
みなさん最後は、笑顔で帰っていかれる方が多くおられました。