平成29年2月7日火曜日に看護部勉強会を行いました。
今回のテーマは、【意識障害・嚥下障害のある方の口腔ケアについて】です。
当院、言語聴覚士(ST)の指導による実技訓練です。
嚥下機能評価の必要性、頸部伸展での拘縮、口腔内環境、口腔ケアの実際等の
説明を受けた後に、言語聴覚士が行う機能的口腔ケア訓練を行い、
準備物品、口腔ケアの手順を行った後に出席者全員で評価を行いました。
言語聴覚士が行う機能的口腔ケアの目的として、以下の3点があります。
- 唾液嚥下訓練を24時間行えるようにするため、口腔内の環境を清潔・湿潤に整える
- 口腔器官の協調運動が円滑に行えるようにする。
- 直接訓練が始まった場合、口腔内に菌が入って行かないようにするため。
高齢者患者様の多くは口腔内乾燥が原因の為、【快】の刺激を持ってもらえるように
ケアする事を目指して行きたいと思います。